前走不利からミスタージーティーを本命に、外枠という観点からジャスティンミラノを軽視しべラジオボンドを爆弾にしたわけですが、この読みが完全に裏目に。
田辺騎手の刻んだ超Sペースから掛かり倒す馬も多く、この時期は教育騎乗をする事も多かったのが、今回の結果を生んだ最大の要因かと思います。
フェブラリーS データ まとめ
中央 > 地方というのは日本競馬において常識ともいえる見解ではありますが、昨年6着のスピーディーキック、2023年ダート三冠馬ミックファイア、2023年NAR年度代表馬イグナイターの出走登録もありますよね!
勝ち馬データ
コース、馬場・脚質の傾向
コースは東京ダート1600m!芝スタートのワンターンコースですねー!
芝スタートな分、外枠が有利な傾向もみられるわけですが、勝ち馬に関しては少々異なっています!
最初のコーナーまで中々に長いわけですが、それでもスローペースになることは少なく、スタートはもちろん、道中の追走力やスタミナも要求されるなかなかにタフなコースです!
脚質別コース成績
逃げ | 【40-33-24-149】 |
単勝16.3% 連対29.7% 複勝39.4% | |
先行 | 【132-121-110-895】 |
単勝10.5% 連対20.1% 複勝28.9% | |
差し | 【59-64-88-1172】 |
単勝4.3% 連対8.9% 複勝15.3% | |
追込 | 【16-29-25-695】 |
単勝2.1% 連対5.9% 複勝9.2% |
馬場に関して
土曜のレースは週頭の積雪もあってか、平均タイムをやや上回るものでしたが、日曜は平均タイムかそれを約1秒下回るタイム。
血統傾向について
要注目!出走産駒内 東京ダ1600m成績上位産駒
1位 | ヘニーヒューズ産駒 | 【16-22-26-112】 |
---|---|---|
セキフウ・タガノビューティー | ||
単勝9.1% 連対21.6% 複勝36.4% | ||
2位 | ロードカナロア産駒 | 【10-8-7-78】 |
レッドルゼル | ||
単勝9.7% 連対17.5% 複勝24.3% | ||
3位 | ドゥラメンテ産駒 | 【9-6-7-70】 |
シャンパンカラー・ドゥラエレーデ | ||
単勝9.8% 連対16.3% 複勝23.9% |
PICK UP!!産駒
前述もしましたが、2・3着率が他の産駒に比べ倍以上という点が見逃せないですね!もうちょい深堀して調べてみようと思います!
ヘニーヒューズ産駒の特徴・傾向
ジョッキーについて
2/15時点 騎乗予定のジョッキー東京ダ1600m成績上位者はこちら!
1位 | C.ルメール 騎手 | 【26-18-17-67】 |
---|---|---|
オメガギネス | ||
単勝20.3% 連対34.4% 複勝47.7% | ||
2位 | 菅原明良 騎手 | 【13-14-10-116】 |
カラテ | ||
単勝8.5% 連対17.6% 複勝24.2% | ||
3位 | 松山弘平 騎手 | 【5-7-5-23】 |
フォスターボンド | ||
単勝12.5% 連対30.0% 複勝42.5% |
近5年 複勝圏内データ
俺の「気になるっ」
前半3Fタイムが過去最遅根岸S。過去との相関性は??
毎年好走の多い根岸S組。今年の前半3Fタイムが35.8と1400m開催の根岸S史上最遅、4ハロン目で12.5と更にとペースが落ちたことが後方の馬により一層の展開不向きを生んだように思います!
そこで、近10年で似たような前半ラップを刻んだ3レースのフェブラリーSの結果を纏めました!
あの展開に対応できなかった馬の巻き返しはどうなのか。正直あんまり関係ない感じがしますねー!今回は上位着順の馬も来ておらず、根岸S組の取捨が一番のキーかなと思います!
好走馬を探れ!好走ポイントまとめ!
単勝10%以上かつ複勝30%以上に該当するのが上記項目になります!該当を1ポイントとしたときの獲得ポイント上位馬は、以下になります!
- 【4P】イグナイター
- 【3P】キングズソード・スピーディーキック・ウィルソンテソーロ・ドンフランキー
- 【2P】ミックファイア・ドゥラエレーデ・オメガギネス・ガイアフォース・セキフウ・ペプチドナイル
今回も!平場も使える東京競馬場 厩舎別戦績(芝・ダート別)
芝1400m~2000m
1位 | 国枝栄 厩舎(美浦) | 【67-54-32-206】 |
---|---|---|
単勝18.7% 連対33.7% 複勝42.6% | ||
2位 | 木村哲也 厩舎(美浦) | 【64-41-34-135】 |
単勝23.4% 連対38.3% 複勝50.7% | ||
3位 | 掘宣行 厩舎(美浦) | 【63-39-18-125】 |
単勝25.7% 連対41.6% 複勝49.0% | ||
4位 | 手塚貴久 厩舎(美浦) | 【36-30-40-169】 |
単勝13.1% 連対24.0% 複勝38.5% | ||
5位 | 鹿戸雄一 厩舎(美浦) | 【29-37-32-228】 |
単勝8.9% 連対20.2% 複勝30.1% | ||
ダート1400m~2100m
1位 | 加藤征弘 厩舎(美浦) | 【42-29-29-179】 |
---|---|---|
単勝15.1% 連対25.4% 複勝35.8% | ||
2位 | 伊藤圭三 厩舎(美浦) | 【37-29-31-268】 |
単勝10.1% 連対18.1% 複勝26.6% | ||
3位 | 田中博康 厩舎(美浦) | 【33-15-15-107】 |
単勝19.4% 連対28.2% 複勝37.1% | ||
4位 | 斎藤誠 厩舎(美浦) | 【28-24-26-174】 |
単勝11.1% 連対20.6% 複勝31.0% | ||
5位 | 中館英二 厩舎(美浦) | 【25-20-21-240】 |
単勝8.2% 連対14.7% 複勝21.6% | ||
俺の「注目馬」
展開待ちの面がある馬だけに、例年の速い流れになれば面白いんですが、ペースに関しては、どうなるかの判断がなかなかに難しいんですよねー!
前目の馬が多く枠次第とはいえ、逃げの手を打つ可能性があるのは、距離不安のあるドンフランキー・イグナイターや、、距離的に少し忙しい可能性のあるドゥラエレーデ・ぺプチドナイルあたりで、ここでビタッと逃げがハマりそうな馬は見当たらない印象。
前の位置獲り争いが激化し、結果的に例年のようにペースが厳しいものになることを期待しようかなと思います!
最後に
今年は現地観戦という事で、非常に楽しみなんですよね!絶対王者感のあるレモンポップも不在、ここに参戦していればおそらく上位人気になったであろうエンペラーワケアも出走せず、初ダートの中央馬が3頭しかも全て重賞勝利馬、地方所属馬も実績十分な馬が参戦してきており、例年に比べかなり面白いレースになっていますね!
ガイアフォースがクロフネするのか、それとも地方馬が下克上をかますのか、中央所属のダート馬が意地を見せるのか。非常に楽しみな一戦ですね!